WindowsでVagrant ec2を試してみる(2) awsでのアクセスキー設定
Vagrant ec2を使うために、先にawsで設定しておかなければならないことがあるので、それを書いておきます。
IAMの設定
ec2をVagrantから使うためには、aws.access_key_id と aws.secret_access_key を用意する必要があります。これが何なのか、わからなくて長く悩んでいたのですが、ec2とは関係なくてIAMで生成するということがわかりました。
AWS IAM のご利用開始にあたって というビデオを見ると、生成方法が良くわかります。
先ず、AWSのサービスからIAMを選びます。
次に、Create New Group of Usersボタンを押します。
グループ名を入力します。とりあえずAdministratorsにしました。Continueを押します。
グループのパーミッションを聞かれるので、自分しかいないので、Administrator Accessを選択しました。
ポリシー名はデフォルトでContinueを押します。
次にユーザーを作る必要があるので、ユーザー名を聞かれます。Vagrantからec2にアクセスするときのユーザ名を入力します。
このとき、Generate an access key each Userのチェックは外します。
ユーザ名を入力すると、「Group Name」「Permissions」「User Names」が表示されるので、OKならばContinueを押します。
これで、Vagrant ec2で用いるaws.access_key_id と aws.secret_access_key を取得する準備が整いました。
パスワードポリシーの変更
今回は生成したユーザーでawsにログインする予定は有りませんが、とりあえずパスワードポリシーをデフォルトから変更しておきます。
最低パスワード長を8文字にして、Requireに全てチェックをいれます。
これでApply Password Policyボタンを押します。
アクセスキーとシークレットアクセスキーの生成
いよいよ、aws.access_key_id と aws.secret_access_keyを生成します。
Usersを選択すると作成したユーザーが表示されるので、ユーザーをチェックしてUser ActionsのManage Access Keysを選びます。
Create Access Keyボタンを押します。
アクセスキーとシークレットアクセスキーが自動生成されるので、これをDownload Credentialsボタンを押して保存します。
以下のようなcredentials.csvファイルが保存されたと思います。
User Name,Access Key Id,Secret Access Key "tarosay",ここにアクセスキー,ここにシークレットアクセスキー
User Nameは生成したユーザ名です。続いてアクセスキーとシークレットアクセスキーが書かれています。
これが、Vagrant ec2で使用するアクセスキーとシークレットアクセスキーです。
次に、override.ssh.private_key_pathに必要なKey pairを生成したいと思います。