SakuLua Ver1.08をリリースしました
SakuLua Ver1.08では、変数をフラッシュに格納したり取り出したりできるコマンドを実装しました。sys.push()とsys.pop()です。
説明はSakuLuaコマンド一覧に追加しました。
これで、フラッシュメモリを複数のスクリプトから共通して呼び出すメモリ領域として使えます。ただし、GR-SAKURAのフラッシュメモリは5万回程度の書き換え回数ですので、注意して使ってください。
しかも、今回のコマンドは連続アドレス書き換えに対応したので、連続した2バイトに書き込みを行うと、4回書くことになり、さらにフラッシュ寿命が半分になります。
システムコマンド フラッシュメモリに書き込みます: sys.push
sys.push(address, buf, length) address: 書き込み開始アドレス(0x0000〜0x7fff) buf: 書き込むデータ length: 書き込むサイズ 戻り値 1:成功, 0:失敗
システムコマンド フラッシュメモリから読み出します: sys.pop
sys.pop(address, length) address: 読み込みアドレス(0x0000〜0x7fff) length: 読み込みサイズ 戻り値 読み込んだデータ