SmartWatchの開発環境 (2)
本体も届いたし環境も整ったので、Sonyが提供しているSmartWatchのサンプルをビルドしてSmartWatchエミュレータで動かしてみたいと思います。
Smart Extension SDKのダウンロード
SmartWatch用アプリの開発ドキュメントは、ソニーモバイルコミュニケーションズのサイトにからたどって行けました(ここです)。
DownloadsのView all SDKsを見ると、Smart Extension SDK があります。これをダウンロードしました。
2012/04/16現在、SmartExtension_SDK_version_1.0.1でした。
Eclipseにライブラリとサンプルを読み込む
ドキュメントをつらつら読むと、ライブラリとサンプルは以下のようです。
- SmartExtensionAPI
- SmartExtensionUtils
- SampleControlExtension
- SampleNotificationExtension
- SampleSensorExtension
- SampleWidgetExtension
SmartExtensionAPIがAPIですが、アプリ的にはSmartExtensionUtilsを使って作られているようです。
なので、先ず、SmartExtensionAPIをEclipseにインポートします。
SmartExtensionAPIのインポート
SmartExtensionAPIのインポートといっても、私の環境(Windows)ではインポートできませんでした。仕方が無いので新規作成からプロジェクトを作っていきます。
プロジェクト名を「SmartExtensionAPI」として新規Androidプロジェクトを作ります。
Android2.1 Level 7を選択。
パッケージネームには、「com.sonyericsson.extras.liveware.sdk」を入れます。Activityの作成は行いません。
「完了」を押すとプロジェクトが作成されました。
このプロジェクトから、srcの「com.sonyericsson.extras.liveware.sdk」とresフォルダの中身を全て削除します。
SmartExtensionAPIフォルダ以下にあるファイルを全てプロジェクトにコピーします。
SmartExtensionAPIのプロパティを開いて IsLibraryにチェックを入れます。
これで、SmartExtensionAPIのインポートが終了しました。
SmartExtensionUtilsのインポート
次に、SmartExtensionUtilsをインポートしたいと思います。要領はSmartExtensionAPIのときと同じです。
プロジェクト名を「SmartExtensionUtils」として新規Androidプロジェクトを作り、Android2.1 Level 7、パッケージネーム「com.sonyericsson.extras.liveware.extension.util」、Activityの作成はなしとして、プロジェクトを作成します。
次に、srcの「com.sonyericsson.extras.liveware.extension.util」とresフォルダの中身を全て削除します。
SmartExtensionUtilsフォルダ以下にあるファイルを全てプロジェクトにコピーします。
SmartExtensionUtilsのプロパティを開いて IsLibraryにチェックを入れます。そして、「追加」でライブラリプロジェクトSmartExtensionAPI を追加します。
これで、SmartExtensionUtilsのインポートが終了しました。