マイクロSDメモリの読み書き(5)

前回の続きですが、Makeできた時点で、実機で動くことがほとんど確定なので、少しプログラムを変更してみようと思います。

マイクロSDへの書き込みプログラムの追加

マイクロSDにmicrosd.txtファイルを作成し、"Micro SD Write TEST."と書き込むプログラムを追記しました。

//*********************
// Micro SD Write TEST
//*********************
void  fileCreateTest( void )
{
F_FILE  *fp;
hcc_u8  co[] = "Micro SD Write TEST.\r\n";

  fp = f_open( "microsd.txt", "w" );
  if( fp==0 ){
      print("Failed to write open\r\n" );
      return;
  }
  f_write( co, 22, sizeof( hcc_u8 ), fp );
  f_close( fp );
}

デモプロセスがデバイスを見つけて初期化が終わった後、このプログラムが走るように、下記の位置に追記しました。

static void demo_process(void)
{
  switch(demo_info.state)
  {
  case DMST_NODEV: /* In this state we have no device connected. */
    /* Check if a device has been connected. */
    if(host_scan_for_device())
    {
      print("Device connection detected.\r\n");
      /* Try to start USB driver. */
      demo_info.nlun=(hcc_u8)usb_mst_init();
      /* No ligical units -> not mass storage or error. */
      if (demo_info.nlun)
      { /* attach scsi to device. */
        print("Mass-storage driver started.\r\n");
        print("Please type \"help\"...\r\n");
        
        scsi_open_device(usb_mst_transfer);
        f_initvolume();
        demo_info.state=DMST_ACTIVE;
        
        fileCreateTest();  //Write TEST
      }
  以下略

　　　　　　　　↑
　　　　　　　ここです。

動作させてみる

実際にDebugモードでDEMOJMに転送して実行してみました。

起動すると、「 Device connection detected. Mass-storage driver started.
Please type "help"... 」と出て、「 Failed to write open 」と出ていないので、書けているようです。「 Unknown command! 」と出ているのは、改行しようと思って、Enterを押したからです。

「 dir 」をとると、「 microsd.txt 」ができていました。
「 type microsd.txt 」とすると、「 Micro SD Write TEST. 」ときちんと表示されました。
実機書き込みテストは成功です。

後は、自分なりにプログラムを改造していく感じですね。

本当にやりたいことリスト

(ブログの終わりにやりたいことを書いておきたいと思います)

• 求職活動・・・このブログで興味を持った人一声かけてください。m(_ _)m
• Androidプログラム
• Web系のプログラム