WindowsでVagrant ec2を試してみる(3) awsでのKey Pairs設定
WindowsでVagrant ec2を行うために、Key Pairを生成する必要があります。その方法について書きます。
Avilability zoneの変更
awsサーバーをどこの地域のサーバーに作成するかを指定する必要があります。デフォルトではオレゴンになっていると思います。それをTokyoに変更したいと思います。これを変更しておかないと、Key Pairsなどはzoneごとに作成されるので、面倒くさくなります。
awsのサービスからEC2を選択します。
画面右上にある地域を選択するメニューからAsia Pacific(Tokyo)を選びます。
Key Pairsの生成
EC2のメニューからKey Pairsを選び、Create Key Pairボタンを押します。
Key pair nameを聞いてくるので、名前を入れてCreateボタンを押すと、暗号キーが生成されてダウンロードできます。
今回は、VagrantEC2と入れたので、VagrantEC2.pem というファイルが生成されました。
Key Pairsのフォルダ保存
生成したpemファイルをどこに保存してもいいのですが、とりあえず、GitBashのホームの .ssh2フォルダに保存しておこうと思います。
GitBashを起動します。GitBashのインストールはWindowsでVagrant ec2を試してみる(1) 事前環境作りに書いています。
GitBashを起動後、下記のコマンドを実行して No such file or directory と表示されたなら、.sshフォルダが無いので、作成してください。
$ ls -l .ssh ls: .ssh: No such file or directory
.ssh フォルダの作成。
$ mkdir .ssh
.ssh フォルダを生成したら、pemファイルをそこにコピーします。Windowsのフォルダを開いてコピーするのであれば、下記のように .ssh に入って、pwdコマンドを用いると、/c/Users/...とcドライブからのパスが表示されるので、.sshがどこにあるのかわかると思います。
$ cd ~/.ssh $ pwd /c/Users/minao/.ssh $ ls -l total 1 -rw-r--r-- 1 minao Administ 1692 Jun 22 00:58 VagrantEC2.pem
pemファイルがコピーされていれば、lsコマンドで確認できます。