コンピュータを楽しもう!!

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Luarida 1.40Betaをリリースしました。

Luarida 1.40 Betaをリリースしました。今回のバージョンアップでは、Sensorコマンドを本格サポートしました。センサの動作起動と終了の設定を追加したので、今までのサンプルは動作しません。
また、文字表示とグラフィック表示について、putflushに対応したコマンドを用意しました。これらのコマンドは、putflush()するまで、画面に反映されません。
 直接ダウンロードはここからできます。(Luarida v1.40Beta.apk)
(Luarida 1.41Betaを公開しました)

Sensorコマンドについて

センサについては、加速度、傾斜、磁気の3タイプのセンサ情報が取得できます。これらのセンサ情報を取得するためには、最初にセンサ起動命令を用いてセンサを起動する必要があります。

sensor.setdevAccel(0|1)

加速度センサの起動と終了を設定します。
0:終了
1:起動

sensor.setdevOrient(0|1)

傾斜センサの起動と終了を設定します。
0:終了
1:起動

sensor.setdevMagnet(0|1)

磁気センサの起動と終了を設定します。
0:終了
1:起動

sensor.getAccel()

加速度センサのX,Y,Z方向の成分を取得します。
戻り値は3つです。setdevAccel(1)をセットしないと取得できません。
x: X方向(画面短辺方向)の加速度成分
y: Y方向(画面長辺方向)の加速度成分
z: Z方向の加速度成分

sensor.getGdirection()

画面がどちらに傾いているかを取得します。また、その重力成分を取得します。
戻り値は3つです。3つめの戻り値は、Z方向の加速度成分です。setdevAccel(1)をセットしないと取得できません。
G方向: 画面が傾いている方向をDegreeで取得
G成分: 画面が傾いている方向の重力成分
z: Z方向の加速度成分

sensor.getOrient()

傾斜情報を取得します。戻り値は3つです。setdevOrient(1)をセットしないと取得できません。
d: 方位(北の方向)をDegreeで取得
p: 画面長編方向の傾斜成分を取得
r: 画面短辺方向の傾斜成分を取得

sensor.getMagnet()

磁気センサのX,Y,Z方向の成分を取得します。
戻り値は3つです。setdevMagnet(1)をセットしないと取得できません。
x: X方向(画面短辺方向)の磁気成分
y: Y方向(画面長辺方向)の磁気成分
z: Z方向の磁気成分

文字・グラフィック表示のputflush()対応命令

下記のコマンドを追加しました。引数は従来の文字表示・グラフィックコマンドと全く同じです。TextCenterコマンドが無いと思うかも知れませんが、TextCenterは、putTextRotateの角度 0とした場合と同じなので、putTextRotateを用いてください。

Luarida v1.40 Betaで使えるコマンド一覧

下記にコマンドを一覧します。赤く色づいている部分が今回新規に追加したコマンドです。

System関連

system.setrun( Luaridaファイル名 )
system.version()
system.expCall( クラス名 [,データ,タイプ] )
system.impCallActionView( データ文字列, タイプ )
system.impCallActionSend( データ文字列 [,タイプ] )
system.exit()
touch( [タッチ条件] )
editText( タイトル )

グラフィック関連

color( R, G, B [,Alpha] )
canvas.drawLine( X0, Y0, X1, Y1, 色)
canvas.drawRect( X0, Y0, X1, Y1, 色 [,塗りつぶし])
canvas.drawCircle( CX, CY, R, 色 [,塗りつぶし])
canvas.drawCls( 背景色 )
canvas.getviewSize()
canvas.putg( GX0,GY0,GX1,GY1,WX0,WY0,WX1,WY1 )
canvas.putrotg( CX,CY,角度,WX0,WY0,WX1,WY1 )
canvas.getg( GX0,GY0,GX1,GY1,WX0,WY0,WX1,WY1 )
canvas.loadBmp( 画像ファイル名, WX0,WY0,WX1,WY1 )
canvas.putflush([GX0,GY0,GX,GY1])
canvas.saveBmp( 画像ファイル名, WX0,WY0,WX1,WY1 )
canvas.workCls([Color])
canvas.putCls( 背景色 )
canvas.putLine( X0, Y0, X1, Y1, 色)
canvas.putRect( X0, Y0, X1, Y1, 色 [,塗りつぶし])
canvas.putCircle( CX, CY, R, 色 [,塗りつぶし])

文字描画関連

canvas.drawText( 文字列, GX, GY, 文字サイズ, 文字色[,背景色] )
canvas.drawTextRotate( 文字列, CX, CY, 角度, 文字サイズ, 文字色[,背景色] )
canvas.drawTextCenter( 文字列, CX, GY, 文字サイズ, 文字色[,背景色] )
canvas.drawTextBox( 文字列, GX, GY, 文字サイズ, 文字色, 描画幅[,背景色] )
canvas.putText( 文字列, GX, GY, 文字サイズ, 文字色[,背景色] )
canvas.putTextBox( 文字列, GX, GY, 文字サイズ, 文字色, 描画幅[,背景色] )
canvas.putTextRotate( 文字列, CX, CY, 角度, 文字サイズ, 文字色[,背景色] )

ダイアログ関連

dialog( タイトル, 本文[,ボタンの種類] )
toast( 本文, 表示時間 )
item.add( 文字[,フラグ] )
item.clear()
item.list( タイトル )
item.radio( タイトル,初期選択位置 )
item.check( タイトル )

センサ関連

sensor.getAccel()
sensor.getGdirection()
sensor.getOrient()
sensor.getMagnet()
sensor.setdevAccel(0|1)
sensor.setdevOrient(0|1)
sensor.setdevMagnet(0|1)

サウンド関連

sound.setSoundFile(サウンドファイル名, サウンド番号(0〜7), BGM・効果音フラグ )
sound.start(サウンド番号(0〜7) [, Loop有無] )
sound.restart(サウンド番号(0〜7))
sound.stop(サウンド番号(0〜7) )
sound.pause(サウンド番号(0〜7) )
sound.isPlay(サウンド番号(0〜7))