マイクロSDメモリの読み書き(2)
DEMOJMとJM128を用いて、マイクロSDメモリを読み書きする事前準備をしたいと思います。DEMOJM付属のCDに入っていると思いますが、DEMOJMには、USBメモリを読み書きするデモプログラムが付いてきます。このデモプログラムからソースを持ってきて、自前のプロジェクトに組み入れたいと思います。
CMXUSB_LITE_V1
DEMOJM付属のCDのFreescale_USB_Lite_by_CMX_V1.EXEをインストールすると、CドライブのC:\CMXUSB_LITE_V1_g\usb-host\projects\CodeWarrior-6.x\mass-storageというフォルダが出来上がります。ここに、USBメモリを読み書きするプロジェクトがあります。CDが無い場合は、FreeScaleのサイトからダウンロードできると思います。
Host-Mass-Storage Classデモ
まずは、デモを実行してみるところから始めたいと思います。デモの手順に沿って説明していきたいと思います。
1.ジャンパのセッティングの変更
DEMOJMをUSBホストモードで使うには、ジャンパのセッティングを変更しなければなりません。
J11ジャンパを2 & 3に、J12ジャンパを2 & 3にします。回路図的には、J11でADM869LをONにして、5Vの電圧を供給できるようにし、J12を切り替えて、USBに5Vを供給します。
ジャンパは下図のマル印で囲んだ部分です。
2.プロジェクトmass-storage-demo.mcp
先ほどのフォルダにある mass-storage-demo.mcp をダブルクリックしてCodeWarrior(CW)を起動します。
3.USBメモリのセット
DEMOJMにUSBメモリをセットします。
4.デバッガ起動
前回の説明と同様に、CWのデバッグボタンを押して、DEMOJM上のJM128にプログラムを転送、デバッガを立ち上げます。
5.PEMICROランチャ起動
DEMOJMのCDをインストールすると、PEMIRCROのユーティリティもインストールされているはずです。どのタイミングでインストールされるのかは、すっかり忘れてしまいましたが、C:\pemicro\toolkitというフォルダがあるはずです。このlauncher.exeを起動します。
ここで、中央右側のTerminalプログラムを起動します。
6.JM128と通信
デバッグ用のUSB経由でPCからJM128と通信を行うことができます。そのための設定をします。
- PORT : USB COM
- Baud : 9600
- Parity : none
- Bits : 8
にセットします。そして、DEMOJMのリセットボタンを押します。次に、「Open Serial Port」ボタンを押します。Bitsの設定ウィンドの横に「Open.」と表示されれば、JM128とターミナル接続ができたことになります。
今日は、この辺で・・・。
本当にやりたいことリスト
(ブログの終わりにやりたいことを書いておきたいと思います)
- 求職活動・・・このブログで興味を持った人一声かけてください。m(_ _)m
- Androidプログラム
- Web系のプログラム